堀江貴文さん(ホリエモン)の『破戒のススメ』を読みました

 堀江貴文さん(ホリエモン)の『破戒のススメ』を読みました。

2021年に実務教育出版から出ている本です。

(副タイトル”我慢の奴隷から脱出する44の行動哲学”)

この本について

数々の著書のあるホリエモンさん

これまで『多動力(2017年・幻冬舎)』や

『バカとつき合うな(2018年・徳間書店)』など

を読んできました。

個人的にはyoutubeで見た近畿大学の卒業生に向けたスピーチが印象に残っていますが

最近ではホリエモンさんの著書をたくさん好んで読んでいます。

この『破戒のススメ』はコロナ禍以降に執筆された本で

ちょうど東京オリンピックが閉幕した時期に執筆されています。

ですので、コロナによるオリンピック開催が危ぶまれた時期のゴタゴタに対する

ホリエモンさんの考えや行動について詳しく記されております。

そして、今なお続くこのコロナ禍の中を

指をくわえて静観しているのではなく

行動最優先で動き回ることを強く進めておられる一冊だと感じました。

『破戒のススメ』の

書き留めておきたいフレーズを記録しておきます。

小難しい専門的なサイトや書籍を、じっくり読みこむ必要はない。完成度の高いマンガでもいいし、手軽なキュレーションアプリでもいい。スピード重視で要点を押さえて読んでいけば、続けているうちに、情報収集のスピードも上がっていくはずだ。

インプットの次は、体験を重視しよう。人と対話したり、見知らぬ場所へ出向いたりするだけで、思考の筋肉はしなやかに、強くなっていく。

決して立ち止まるな。体を動かしながら、スピード感を持って、情報を狩りにいこう。そのためには、出費やリスク、他人の目を気にしてはいけない。

引用:破戒のススメ_P25_思考を支える情報獲得に全額賭けろ

何にでもチャレンジする僕だって、時間が限られていることは強く自覚している。だから僕は、時間の最適化に全力をつくす。最も効果的な時短テクである「いますぐやる」ことを心がけ、即行動を積み重ねている。

振り返ったり、昔を懐かしむのは意味ナシ!だ。過去の後悔に囚われてくよくよする時間ほど無価値なものはない。今から自分が夢中になれる「不要不急の挑戦」に没頭しよう!「白い目で見られる」「ケガをする」などという心配は、ただの自意識だ。行動を邪魔しているのは、他人ではなくあなた自身の「思いこみ」なのだ。

引用:破戒のススメ_P59_時間を無駄にするな。命をドブに捨てる行為だ。

この世は所行無常。指をくわえて暇になるタイミングを待っていても、時間は削れれていくだけだ。手や足を好きに動かして、すぐに遊びだす。つまり、行動が大事だ。ひとたび行動を起こしたら、人生は必ず、大きく動き始める。必ずだ。

待っているだけの人に、チャンスは来ない。動いた人には、チャンスの方からつかみやすいベストの速度で飛びこんでくる。これはライフマネジメントの法則なので。

遊びに乗りだし、遊びにハマることで、成功を強く引き寄せる。損得や後先にとらわれない「没頭」によって、オリジナルの感覚や視点が育つ。それが他人と差別化できる、個性を生み出すのだ。

引用:破戒のススメ_P118_働かなくていい。ただ遊び力を磨け。

ホリエモンさんが読者に伝えたいことはいつも

  • 時間が1番大切である
  • お金を貯めることに意味はない。経験を貯めろ
  • 情報を手に入れろ(浴びろ)

といったことは、過去から変わっていません

その中で、時代がコロナ禍により大きく変わり

情報を自分でしっかりと選別する力がより重要になってきており

外から入っている全ての情報を鵜呑みにしている訳です。

今の時代自分フィルターを持っていないと

あらゆることがいいなりで自分で考えることすらできなくなる

ホリエモンさんらしい表現が凝縮された一冊です。

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